本シンポジウムは、国立大学附置研究所・センター会議第1部会に所属する研究所・研究センターの研究成果やその意義を、一般の聴衆へ広報する目的で毎年開催しています。本年度は、熊本大学産業ナノマテリアル研究所の企画で、完全オンラインのライブ配信形式で開催致します。
今回は、極限材料・極限環境・プロセスという切り口でその最近の展開に関する講演を企画しました。例えば、原子1個の極限の薄さを持つ材料としてはグラフェンが有名ですが、グラフェンの性能を引き出すためには、高温・高圧下で作製される高品質ボロンナイトライドが必要です。また、爆発プロセスや雷のような電気パルスでは、瞬間的な極限エネルギーが放出されます。このような瞬間的な極限エネルギーの利用は、物理学、化学、生命科学、地学といった基礎と電気・電子、環境、マテリアル、機械、土木といった工学のほか、医・歯・薬学や農・水産など広範囲の分野に及びます。
今回のシンポジウムでは、このような極限材料・極限プロセス研究を深化・発展することを目的に2020年に設置された産業ナノマテリアル研究所のビジョンや取り組みを紹介するとともに、関連する世界最先端の研究を展開する学内外5名の研究者による講演を企画致しました。多数の皆様のご来聴をお待ちしております。
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(定員の500名を超えた場合は申し込みを制限させていただきます)
共催: 国立大学附置研究所・センター会議第1部会、熊本大学産業ナノマテリアル研究所
問合せ先: 熊本大学産業ナノマテリアル研究所 附置研・センター会議第1部会シンポジウム担当
E-mail: szk-somu@jimu.kumamoto-u.ac.jp